バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

ベトナム ファム ゴック コイ アラビカ種

珈琲豆
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ベトナムでは主にインスタントコーヒー等に使用されている

ロブスタ種が栽培されています。その量はなんと全体の96%。

病気に強く栽培しやすく、安定した取引が見込まれることが

大きな要因のひとつで、アラビカ種は4%程しか栽培されておりません。

今後はより高値で取引されるであろうアラビカ種の栽培に

シフトしていくであろうことは予測されますが

今のベトナムで作られた今のアラビカ種を追ってみます。

まずはペーパードリップで点ててみましたが

結論から申し上げて、アラビカ種とロブスタ種の良い意味での融合!

ロブスタ種単体でドリップすると

ご存知の通り、焦がした麦の様な味わいがあり

苦手な方が多いのですが、そのロブスタ種の味わいが緩和され

個性と認めてもらえる範囲に落とし込んだ上で

アラビカ種のスペシャルティの味わいを出している

そんな印象です。近隣には多くのロブスタ種が存在していて

もしかしたら自然交配があったのではないかと想像させる程です。

モカマタリとはまた違った個性溢れるナッティ感。

今後のベトナムアラビカ種もどんな変化や味わいを魅せるか

追っかけていきます。楽しみです。

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