ベトナムでは主にインスタントコーヒー等に使用されている
ロブスタ種が栽培されています。その量はなんと全体の96%。
病気に強く栽培しやすく、安定した取引が見込まれることが
大きな要因のひとつで、アラビカ種は4%程しか栽培されておりません。
今後はより高値で取引されるであろうアラビカ種の栽培に
シフトしていくであろうことは予測されますが
今のベトナムで作られた今のアラビカ種を追ってみます。
まずはペーパードリップで点ててみましたが
結論から申し上げて、アラビカ種とロブスタ種の良い意味での融合!
ロブスタ種単体でドリップすると
ご存知の通り、焦がした麦の様な味わいがあり
苦手な方が多いのですが、そのロブスタ種の味わいが緩和され
個性と認めてもらえる範囲に落とし込んだ上で
アラビカ種のスペシャルティの味わいを出している
そんな印象です。近隣には多くのロブスタ種が存在していて
もしかしたら自然交配があったのではないかと想像させる程です。
モカマタリとはまた違った個性溢れるナッティ感。
今後のベトナムアラビカ種もどんな変化や味わいを魅せるか
追っかけていきます。楽しみです。
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