コロンビア産コーヒー豆のトレーサビリティ(流通経路)も
エチオピア産と同様に、より明確になってきました。
そんな中、今回は改めてコロンビア生まれの品種である
「カスティージョ種」を飲んでみることにしました。というのも
有難いことにお裾分けでコーヒー豆をいただいたからです。
カトゥーラ種とカティモール種の人口的交配種「カスティージョ種」
随分と昔には飲んでいて、その時の豆の質のせいかもしれませんが
濁り感がかなりあったのが1番の印象でした。
数年を経て、現状コロンビアで生産されるコーヒー豆の
半分を占めるようになったカスティージョ種の今を
観たいというのが今回の主旨です。
グァテマラの政府機関「アナカフェ」と似たような名称の
コロンビアのコーヒー豆管理機関「アルマカフェ」や「ユニカフェ」での
徹底された品質管理の元、生まれた近年のカスティージョ種。
まずはホットコーヒーから。豆の量と挽き目の組み合わせを
15gから25gの間で毎回変えてペーパードリップ。
飲んでみると、総じて奥に甘味を感じます。
コーヒーの域は出ずにしっかりとコーヒー感を持ちながら
それでいて、ルフナティーにシナモンを少量振りかけた
そんな印象でした。
そして氷を入れずに外部アイスコーヒーにすると
いただいた今作はシティロースト域なのですが
冷やすと流石に酸味が出ました。
ただ最初のひと口目だけで、残りのコーヒー液からは
酸味が全く無かった、もしくは私が酸味を
この液からは感じなくなったのか、面白いところです!
いただいた豆量は100gで今回使い切ってしまいましたが
見かけたら購入して、更に探ってみたいところです。
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