バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

カスティージョ種

珈琲豆

コロンビア産コーヒー豆のトレーサビリティ(流通経路)も

エチオピア産と同様に、より明確になってきました。

そんな中、今回は改めてコロンビア生まれの品種である

「カスティージョ種」を飲んでみることにしました。というのも

有難いことにお裾分けでコーヒー豆をいただいたからです。

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カトゥーラ種とカティモール種の人口的交配種「カスティージョ種」

随分と昔には飲んでいて、その時の豆の質のせいかもしれませんが

濁り感がかなりあったのが1番の印象でした。

数年を経て、現状コロンビアで生産されるコーヒー豆の

半分を占めるようになったカスティージョ種の今を

観たいというのが今回の主旨です。

グァテマラの政府機関「アナカフェ」と似たような名称の

コロンビアのコーヒー豆管理機関「アルマカフェ」や「ユニカフェ」での

徹底された品質管理の元、生まれた近年のカスティージョ種。

まずはホットコーヒーから。豆の量と挽き目の組み合わせを

15gから25gの間で毎回変えてペーパードリップ。

飲んでみると、総じて奥に甘味を感じます。

コーヒーの域は出ずにしっかりとコーヒー感を持ちながら

それでいて、ルフナティーにシナモンを少量振りかけた

そんな印象でした。

そして氷を入れずに外部アイスコーヒーにすると

いただいた今作はシティロースト域なのですが

冷やすと流石に酸味が出ました。

ただ最初のひと口目だけで、残りのコーヒー液からは

酸味が全く無かった、もしくは私が酸味を

この液からは感じなくなったのか、面白いところです!

いただいた豆量は100gで今回使い切ってしまいましたが

見かけたら購入して、更に探ってみたいところです。

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