内陸にあって港まで豆を運ぶ間に
質が落ちてしまっていたところを
冷凍コンテナを使って運び
高品質のまま港まで運び
輸出できるようになったブルンジの生豆。
更にリミロ地区にあって
農園さん達がより納品しやすくなった
セントラルウォッシングステーションを経て
雨の日の珈琲さんがあえて深煎り気味に
焙煎したという、こだわりを持った
名人達が集結した作品を
縁あって購入することができました。

20gを中挽き、茶漉しで篩いにかけ
鼻へ上がってくる香りの抜け感が良くなる
ハリオさんのV60をチョイス。
無漂白の円錐フィルターで
リンスは不要かとも考えたのですが
今回はよりリブに密着させんがため
リンスを行い、十分にドリッパーを
温めてから、中挽き粉をセット。

今作の蒸らし感、なんとなく
ORIGAMIドリッパーの粉を掴んで離さない感じに
似ています。リブにしっかりとフィルターが
ひっついています。
粉が泳ぎそうだったので注湯を4周から
ゆっくり2周にして数秒休み、再度2周注湯。
それを4回繰り返したところで
ドリッパーを外しました。

雨の日の珈琲さんの見事な深煎り具合。
そこには甘味を伴ったシナモンティーに
ブルンジの荒々しさがほんのり感じられる
個性的な珈琲が現れました!
濁り、雑味の類いは一切ありません。
鼻から脳へ抜ける感じ、まさに嗜好品。
思わず、冷めるのを待たずに
温かいまま一気に飲み干してしまいました。
次回は我慢して冷めるのを待ってから
飲んでみて、味わいが変化するのか
探ってみたいと思います。
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