私が幼い頃に初めて飲んだコーヒーは
ネスレのインスタントだったの
うっすらと覚えています。
小学校に入りクラスメイトの皆んなと
その親御さん達と喫茶店でお茶会になんてなると
飲むのは大抵の場合、ブレンドコーヒーでした。
今でも覚えているのですが、どちらも正直
美味しいと感じたことはなかったのですが
こういうものなんだと当たり前のように
飲んでいた流れで、そのまま来ていたので
自分でコーヒー代を稼げるようになってからは
特にブレンドコーヒーには目を向けず
それまで飲んでこなかったシングルオリジンを
主に飲んできました。
お互いの豆の弱点を補い合い
その店の個性が出ている作品がブレンドなんだと
知識として頭にはあって
全く飲まなかったわけではなかったのですが
美味しくもなく不味くもなく
新たな驚きをくれるわけでもなく
1番安く飲めるコーヒーの代名詞という
イメージが覆らなかったのです。
そんな中、うちの自信作だと言わんばかりの
強気の値段設定にしてあるブレンドにも
一部で出会うようになりました。
興味本位から購入して飲んでみると
どれもこれも幼い頃に飲んでいたブレンドとは違い
美味いのです!
まがりなりにもシングルオリジンを飲んできた
経験によって、味わいが判るように
なってきたのかもしれません。
各々、個性が光っていて飲んでいて愉しくもり
自分のコーヒー生活の幅も広がって
嬉しかったのを覚えています。
今では自分でブレンドするようにもなりました。
飲んでみると、たまに起こる
予想もしなかった化学変化に
驚き愉しんでいます。
写真のコーヒー豆は
シティ域のコロンビア スプレモ メデリン エスペシアルと
シティ域のインドネシア スマトラ マンデリン
1:1でブレンドするとマンデリンの濃くが弱まって
飲みやすくなる印象。
ブレンドの比率によっても味わいが変わりますし
コーヒーの愉しみ方にはキリがないですね。
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