バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

やなか珈琲さんで焙煎していただいて10日経ったレッドブルボン1912をペーパードリップ。

珈琲豆

1912年に栽培された樹齢100年を数える

コーヒーブルボン種の木。

代々守り続けているブラジルは

セルトン農園さん。

そのブルボン種を、やなか珈琲さんで

シティロースト域でお願いしますと

お頼みして熱風焙煎。

焙煎直後もペーパードリップで

飲んでみましたが、やはり予想通り

初々しい味わいでしたので

10日間程、保存しておいたのが

今回の主役です。

差をより見極めるべく、焙煎直後と同様

豆量、挽き方、ドリップポット

ドリッパー、カップ

可能な限り、全て同じにして

ペーパードリップしてみました。

10日間経っただけでは、まだまだ

膨れ上がりますね。

150mlドリップして飲んでみます。

焙煎直後でペーパードリップの味わいは

語弊があるかもしれませんが

珈琲豆の表面をただ洗い流しただけの様な

単調で広がりが無い味わいでしたが

10日間経って自然と炭酸ガスが抜けたのか

炭酸ガスに隠されていた味わいが

より珈琲液に溶け出しています。

苦味を2種感じます、その余韻で

洋焼菓子の様な甘味を感じます。

飲んでいて心地好い清々しさ。

ただ、どんな苦味かを表現しきれていないところが

悔しいですね。

再度時間を置いて、舌をリセットしてから

またペーパードリップしてみます。

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