バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

YourCoffeeさん焙煎のエチオピア シダモをステンレスフィルターで点てて飲んでみました。

ステンレスフィルター

エチオピアでコーヒーといえばモカが有名でしょうか。モカハラー、モカシダモ・・・

モカマタリはイエメンですが。エチオピアの羊飼い、カルディさんが

コーヒーの苗木を世界で初めて見つけたとされ

コーヒー発祥の地とも呼ぶべきエチオピア

そのシダモ地方から届いた生豆を

浅煎りの名手「YourCoffee」さんの焙煎により誕生したコーヒー豆

「エチオピア シダモ ナンセボ(エアルーム種)」を今回はまず

ステンレスフィルターで点てて飲んでみます。

ナンセボとは地区の名称、エアルーム種とはエチオピアに古くからある野生種のことで

英訳すると「家宝」という意味のようですね。

ペーパー要らずのエコ仕様ですが、油分を吸ってくれるペーパーが無い為

濾されないコーヒー成分が液に溶け込み、味わえます。

モカシリーズでもよく見かけますが、今作も小粒ですね。ただ粒は揃っています。

味わいがより濃く出るように普段より細かく挽きます。

豆量も多めの20g、湯温度は苦味、酸味どちらも引き出す為に約85℃。

カップ1杯分、サーバー150mlのところまでドリップしたら

ステンレスフィルターを外して、ドリップ終了です。

しっかり蒸らしてあげます。

注湯は円形に円周は小さめに、粉の表面に凹みを作らないように

平坦になったら再度注湯。そうすることで雑味がコーヒー液に

溶け込む量が少なくて済みます。

しっかりと雑味の泡を液に落とすことなく残すことが出来ました。

さて飲んでみます・・・

コーヒーオイルもしっかりと浮いています。

レモネードのようなとろみを伴って舌先にガツンとくる柑橘系の酸味!

喉奥に近づくにつれて酸味の奥から苦味が姿を現し濃くとなって

余韻として残り、それでいて嫌味はなくゴクゴク飲める印象。

まだまだ違う姿がありそうですね!!豆は残っておりますので試してみます。

では今日はこのへんで。

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