
東ティモールはマウベシ郡にあります農協、マウベシ生産組合。
マウベシ郡は標高が高く、昼夜の寒暖差も大きく、更に雨量も多いので
コーヒーの木の栽培に適しています。
そしてマウベシ生産組合の方々の丁寧な仕事により良質な豆が生産されています。
そんな東ティモールマウベシ生産組合のコーヒー豆を
千葉県JR柏駅近く「My little Friday」さんで見つけて早速、購入。
作業場へ持ち帰り、今回はステンレスフィルターで点てて飲んでみます。

ステンレスフィルターはペーパー要らずのエコ仕様。
その代わり、ペーパーが吸ってくれている油分がコーヒー液に出ます。
ここのところ特に油分をしっかり吸ってくれる
フラワーペーパーとorigamiドリッパーのコンビを用いることが
多かったので、久しぶりにスッキリとしたコーヒーではなく
ザラザラ感のあるコーヒーを楽しみたくなりました。
今作はアラビカ種の一種、ティモールハイブリット種のシティローストなので
それを更にガツンとした味わいにするべく
豆量はカップ1杯分としては多めの20g。(普段は15g)

大粒豆ですね。
挽き具合は通常よろ細挽きにして(富士ローヤルさんのみるっこで2.5くらい)
コーヒー液が150mlまで溜まったらドリッパーを外します。
これで更に最初から苦味がガツンとくるはずです。
では蒸らしから・・・
しっかりと蒸らします。それこそ1分。
粉の表面が乾くほど待ってから注湯。
ドリッパーに直接湯がかかるように注ぐと粉がドリッパー内で
泳いでしまうことが多く、安定したドリップにならず
味わいにムラが出来てしまう恐れがあるので
ギリギリを攻めるようなことはせず、注ぐ際の円周は小さめに

粉の状態から目を離さず、粉が泳いだり暴れたりしそうになったら
注湯を止めます。
ドリッパーを外して、カップにコーヒー液を注ぎ

さて飲んでみます・・・
思った通り、口に含んですぐガツンとした苦味が来ます!
この飲み応えを待ってました。濃くがあって目が覚めそうな苦味でありながら
苦いのを我慢して飲むようなことは全く無い
エンターテイナーな苦味とでも申しましょうか。
orgamiドリッパー続きだった自分にとっては
久しぶりの味わいです。
横着せずに頻繁にドリッパーを変えて
またコーヒーを点てていきたいと思います。
では今日はこのへんで。
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