バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

銀座カフェーパウリスタの「タリャウン・ハセガワ」をステンレスフィルターで点てて飲んでみました。

ステンレスフィルター

〜銀座カフェーパウリスタでブラジルコーヒーを飲む〜

俗に言う「銀ブラ」の語源の一説にもなっている

老舗パウリスタさんが創業100周年を記念して

3種の珈琲豆を販売しています。今回はそのうちの1種

ブラジル「タリャウン・ハセガワ」です。

先んじてペーパーフィルターで点てて飲んでみたのですが

モカマタリの直火浅煎りで出るような強い酸味が舌を襲いました。

ペーパードリップとの比較も兼ねてステンレスフィルターで点ててみます。

豆量15gで中細挽き、湯量は150cc、湯温度は約85℃

豆量、挽き具合、湯量、湯温度はペーパードリップの時と同じにしました。

蒸らしは今回の豆の状態を観て、膨らみが収まるまで待ちました、約40秒。

ポットから注がれる湯の線は太めで、蒸らしを含め3度の注湯。

さて飲んでみます・・・

ペーパーの際に驚くほどに出た強い酸味が、なりを潜め

酸味の影に隠れていたあろう苦味が強調される結果になりました。

ペーパーに吸われてしまう苦味なのでしょうか。

酸味はだいぶ抑えられて苦味が全面に出てきているので

一般的にはこちらの方が飲みやすいことでしょう。

馴染みのある味わいではないでしょうか。

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ステンレスフィルターによって苦味と酸味、どちらも平均的に出るかと思いきや意外でした。

まだまだ探ってみたいと思います。

では今日は、このへんで。

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