〜銀座カフェーパウリスタでブラジルコーヒーを飲む〜
俗に言う「銀ブラ」の語源の一説にもなっている
老舗パウリスタさんが創業100周年を記念して
3種の珈琲豆を販売しています。今回はそのうちの1種
ブラジル「タリャウン・ハセガワ」です。
先んじてペーパーフィルターで点てて飲んでみたのですが
モカマタリの直火浅煎りで出るような強い酸味が舌を襲いました。
ペーパードリップとの比較も兼ねてステンレスフィルターで点ててみます。
豆量15gで中細挽き、湯量は150cc、湯温度は約85℃
豆量、挽き具合、湯量、湯温度はペーパードリップの時と同じにしました。

蒸らしは今回の豆の状態を観て、膨らみが収まるまで待ちました、約40秒。
ポットから注がれる湯の線は太めで、蒸らしを含め3度の注湯。
さて飲んでみます・・・
ペーパーの際に驚くほどに出た強い酸味が、なりを潜め
酸味の影に隠れていたあろう苦味が強調される結果になりました。
ペーパーに吸われてしまう苦味なのでしょうか。
酸味はだいぶ抑えられて苦味が全面に出てきているので
一般的にはこちらの方が飲みやすいことでしょう。
馴染みのある味わいではないでしょうか。
ステンレスフィルターによって苦味と酸味、どちらも平均的に出るかと思いきや意外でした。
まだまだ探ってみたいと思います。
では今日は、このへんで。
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