バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

自家焙煎珈琲ブリュッケさん焙煎のハワイカウ エクストラファンシーをカリタ銅製ドリッパーで点てて飲んでみました。

珈琲豆

東京駅内にカレーパン専門店を出店なさったZopf(ツォップ)さん本店のすぐ傍に

自家焙煎珈琲「ブリュッケ」さんはあります。

「ブリュッケ」さんは東京は台東区、南千住駅から徒歩圏内にある

「カフェバッハ」さんで修行なさった方が開いた自家焙煎珈琲店です。

バッハグループと呼ばれている横の結束が強いチームがあって

現在でもお互いに協力し助け合って店を切り盛りしていると耳にしたことがあります。

ブリュッケさんもその一員でしょうか。そんな思いを巡らせながら

ブリュッケさん焙煎の「ハワイカウ エクストラファンシー」を点ててみます。

エクストラファンシーと聞くとハワイコナが過る方も多いかもしれません。

ハワイ島の西部にコナ地区、東部にカウ地区があります。

厳正なる審査をくぐり抜け、5つの等級に分別されます。

その中の最高級ランクにエクストラファンシーと名づけられます。

次いでファンシー、その下がNo.1と呼ばれていて

だったらNo.1とはなんぞやと思うのですが、それはそれ。

これは私の勝手な推測ですがNo.1をも超える域の品質だってことでしょうか。

コナのような酸味はなく、深い苦味とコクが特徴と聞いていたので

今回はまず、カリタ銅製ドリッパーを使用してみます。

豆量は15g、中細挽き。湯量は150cc、湯温度は約85℃で

まずは蒸らしから・・・

焙煎からまだそんなに時間が経ってないので、勢いよく膨らんでいきます。

じっくり蒸らして40秒後に再注湯。

湯の道もブレずに決まり、全体にも湯が染み渡っています。

泡も上手く残せました。私としては上々です。では飲んでみます。

苦味の中に、なんと呼んだらいいのか・・・

強いて言うなら野性味。煎餅のような・・・

そしてそれがコクとしてしばらく口内に残ります。

冷めると多少は酸味が出るかなと思いきや、全く味わいは変わらず。

それはそれで面白いですね!

銅製ドリッパーのおかげか、苦味とコクが強調されていて

この影にまだ何か潜んでそうなので、違う方法で点ててみたいと思います。

では今日はこのへんで。

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