バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

コスタリカ ブルマスをペーパードリップで点てて飲んでみました。

珈琲豆

コスタリカでコーヒー豆の産地として名高いセントラルバレー、ウェストバレー、タラスと

ありますが、その農園はセントラルバレーにあります。ブルマス農園です。

ブルマス農園といえば、2012年カップオブエクセレンスで堂々の1位を獲得したことでも

知られている名農園です。今作の生産処理はナチュラルで水洗のスッキリ感はないし

更に今回は焙煎の名人に、直火でミディアムローストで

仕上げてもらった豆ですので特に楽しみでなりません。

15gを中細挽きにしてカップ1杯分、ペーパーで点てて飲んでみます。

ミディアムローストで焙煎仕立て、この蒸らしの色合いには見惚れます。

湯に触れた途端にブクブクと勢いよく膨らんでいきます。

2投目、3投目も、上手く湯の道が決まったので

カップ1杯分コーヒー液を溜めて飲んでみました。

第一印象としては、ナッツとミルクチョコレートのような味わい。

甘い酸味を持ったコーヒーになりました。

似て非なるものとは重々承知しておりますが

あえて例えるなら、エチオピア グジや、エチオピア コチュレを

浅煎りに仕上げた際の味わいに近い気がします。

ミディアムローストなので、酸味が出ることは想像がつきましたが

ここまで甘い酸味が出るとは予想外でした。

ペーパーが吸ってしまっているので、これが全ての甘味、酸味では

ないはずです。

まだまだ豆は残っておりますので

こうなるとフレンチプレスで試してみたくなりました。

ひとまず今回は、このへんで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました