バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

ベースキャンプさんの「ニューギニア」をペーパードリップで点てて飲んでみました。

入店

フルーティな酸味と呼ばれるコーヒーをここのところ多く飲んできた為か

王道苦味のコーヒーが飲みたくなってきました。

そんな中、ふと思いついたのがベースキャンプさん。

日本で2番目に古い商店街として有名な、東京台東区は

「佐竹商店街」の一角にお店があります。

こちらは注文を受けてから、希望の焙煎度合いで直火焙煎をしてくれます。

焙煎直後から、飲み頃から、飲み頃から少し時間を経た状態まで

飲み比べの楽しみを思う存分に味わえる、そんなコーヒー豆が購入出来るお店です。

今回は別名ゴロカマウンテンと呼ばれるパプアニューギニアの豆を

ミディアムローストで焙煎していただきました。

標高の高い地域でゴロカという場所があって

そこで産出された豆はブルーマウンテンにも似た飲みやすさを

醸し出すところから、ゴロカマウンテンと呼ばれているそうです。

焙煎したてで、まだ豆が温かく、香ばしい香りも漂ってきて気持ちが和みます。

今回は20gを中細挽き、思いっきりガスを出してやろうと湯温度は約90℃

湯量は150ccとしました。

当然ですが、焙煎したてですので、ブクブクします。

どんどんガスを出してやりましょう。よーく蒸らして30秒待ちました。

蒸らしがうまく出来た為と、豆の状態と挽き具合、湯の線の相性が良かったのか

2投目で、かなり隅々まで湯が染み渡っているのがわかります。

湯の道もしっかりと決まり、泡も沢山残すことが出来ました。

さて、飲んでみます。

ワインでいうところのボジョレーヌーボーのような若々しい味わいと

軽めでありながら、しっかりと私は苦味ですという舌へのアピール。

焙煎直後なので、お米でいうところの「おこげ」が楽しめました。

今度は1週間くらい置いて飲み頃を迎えてから飲んでみます。

では、今日はこのへんで。

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