バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

ブラジル ダテーラ リザーブ2019をペーパーで点てて飲んでみました。

珈琲豆

ブラジル ダテーラ農園

東京ドーム300個分の広さはあるだろうと言われている

広大な農園のほんの一角でしか栽培されていない

コーヒー豆があります。それがリザーブ。

品質がほんの少しでも良くなければ、その年は出荷しないというこだわり。

今年は巡り合わせも良く、入手すること叶いました。

流行り廃りは数あれど、これぞ伝統王道ブラジルだと

聞いていたので、苦味をより引き出す為に

やや深煎りに焙煎していただきました。

この黒々さの存在感が、もうすでにたまりません。

これをいつものごとく味わいの平均点を出す為に

中細挽きで、かつ量はたっぷり25gでカップ1杯点ててみます。

湯量は150CC、湯温度は高めの約90℃。

今回は飲み頃は追求したくなったので焙煎から1週間置きました。

ですのでブクブクと大きな泡はたちませんが

ボコンと大きな穴が開くこともありません。

二酸化炭素が自然と抜けている良い状態のようです。

湯をいつも以上に隅々に行き渡らせる為

時間もありましたので、今回は1分蒸らしました。

粉が泳ぐことなく安定したドリップで泡を残すことも出来ました。

さて、飲んでみます・・・

先日飲みましたブラジルCOCとはまた一線を画し

まさに伝統王道ブラジル苦味!

初手からドスンとくる存在感溢れる苦味

それでいて後味はスッキリとしていてキレの良さは抜群。

「ブラジルコーヒーとは」と問いかけられているような

そんな気がしました。

では今日はこのへんで。

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