先日、美濃焼のorigamiドリッパーとコットンフィルターを使い
まろやかな珈琲を点てることが出来ましたが
今度は有田焼のセラミック製フィルターでは
どんな味わいになるか試してみます。
たまたま近所の東急ハンズに買い物に出かけたら
コーヒーコーナーで売っていました。

フィルターですのでステンレスフィルターのように
ペーパーフィルター要らずでエコで経済的。
このセラミックフィルターに水を通すと
水の分子が小さくなって水が活性化されるそうです。
セラミックフィルターに通した水で湯を沸かして
その湯で珈琲を点ててみようかとも考えましたが
最初なので、まずは今まで通りの水を使用してからにします。
ペーパー要らずなのですが、使い続けていると詰まりを起こすので
定期的にガスコンロ等でフィルターを熱して
詰まりを除去して下さいと説明書にあります。
熱することが面倒なようであればペーパーフィルターを使用しても
セラミックフィルターの効果はありますので
ペーパーを使用して下さいとも説明書に書いてあります。
ペーパーを使用しても最終的にはセラミックフィルターを
通りますもんね。
今回はこうしました↓

無漂白のペーパーフィルターにリンスなしでセットした
珈琲豆は「ドミニカバラオナ炭火焙煎」です。
ありがたいことに約20g程いただきました。
カリブ海諸島のドミニカの中でも
高品質な珈琲豆が収穫出来るバラオナ地方で産まれた豆です。
これに炭火焙煎を施すと、炭火の香りと
ビターチョコレートのような濃くが程良くマッチするのですが
それは主にペーパードリップでの話。
これをペーパーを使うとはいえセラミックフィルターで
点てるとどうなるのかやってみます。中細挽きで
湯の温度は、より苦味を出す為に
高温設定、約90℃。湯量はカップ1杯分150ccにしました。
では蒸らしから・・・

ペーパーの端の方がセラミックフィルターに吸着せずにいます。
円錐形のフィルターの方が、このセラミックフィルターには合いそうですね。
次回は円錐形フィルターを使用してみます。
30秒蒸らしてから2投目・・・

綺麗に湯の道が決まり、泡立ちも良好です。
泡立ちが平坦になってから続いて3投目・・・

2投目を崩すことなく3投目も決まりました。
しっかりと泡を残すことが出来たので飲んでみます・・・
苦味を殆ど感じず、炭火の香りとビターチョコレートのような濃くが
より鮮明になった印象です!
ペーパーがまずは珈琲豆が持つ油分を吸って、それから
セラミックフィルターを珈琲液が通り、更にすっきりとまろやかに。
面白くなってきました。今度はペーパーを使わず
セラミックフィルターへ直に珈琲豆をセットして
点ててみます。
では今日はこのへんで。
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