タンザニアとエチオピアの間に位置する国「ケニヤ」
そんな珈琲地帯の中でも良質な珈琲豆を生産することで有名な
ニエリ地区にあるヒル農園さんの逸品が少量だけですが
入手することが出来ました。
深煎りにするか浅煎りにするか迷いましたが
今回は近頃若い世代の間で流行りの浅煎りを選択しました。
こういう言い回しをするようになったというのは
年齢を重ねた証拠でしょうか。
それは置いておき、どんな味わいなのか楽しみでなりません。

たぶん浅煎りでフルーティな酸味が楽しめるので
であれば、苦味もより出そうと考え、今回は粗挽きにしてみました。
挽いた時点で、もの凄く強くて飲欲をそそる香りが
部屋中に充満するくらいです!
これをフレンチプレスで点ててみます。
豆量は15g、湯量は200cc、湯温度は約85℃です。
フレンチプレスに挽いた豆をセット。

ずっと私の好きな香りが強く漂っていて
フレンチプレスで点てる前に酔ってしまいそうです。
それはそれで心地よい酔いなんですけどね。
ここは気をしっかり持って珈琲液にします。
さて、湯を入れます。

焙煎してまだ間もないので、ぶくぶく勢いよく泡立ちますね。
これで蓋をして4分待ってからプレス。
さて、飲んでみます・・・

舌をつん裂くような強い苦味の刺激がたまりません。
湯量多めでこの苦味の強さ!
粗挽きでフレンチプレスで点てたことにより
苦味のオイルが出ることは想像していましたが
想像以上に強く出て、酸味をかき消してしまいました。
あの充満していた香りは何処へやら。
近頃若い世代で流行りの珈琲ではなくなってしまいました。
これはきっと飲めない方も多いですね。
飲みごたえのある珈琲です!私は好きです。
まだ豆は残っているので、次回は平均的な味わいを出す為に
中細挽きでフレンチプレス以外の点て方でやってみます。
では、今日はこのへんで。
コメント