
日本で2番目に古い商店街、佐竹商店街南口の一角にある名店「ベースキャンプ」さん。
すっかり虜になってしまいました。
クリスタルマウンテンをフレンチプレスで点ててみたら
オイルは出ているのにオイル感が殆ど感じられず
それでいて奥深い味わいが楽しめて驚かされました。
胸膨らませて早速、他の豆も購入させていただきました。

「バリ アラビカ」のミディアムです。
インドネシアはバリ島の名産品が名人の手にかかりました。
一体どうなったのか非常に楽しみです。
今回は先にペーパードリップで点てて飲んでみてから
フレンチプレスでも点ててみて比較してみます。
ファーストコンタクトなので平均的に
豆量は15g、湯量は150cc、湯温度は約85℃で点ててみます。
まずは蒸らしから・・・

さすがは焙煎したばかり、物凄い勢いで膨らんでブクブクしています。
それでいて綺麗に蒸し上がります。
膨らみが収まったところで2投目・・・

2投目から理想的な湯の道が決まりました。
名人の焙煎の成せる技でしょうか。
2投目によって出来た膨らみが収まるのを待ってから
3投目・・・

一切ブレることなく湯の道がしっかり決まっています。
見ていて感動します。
3投目も同様に膨らみが収まるのを待ってから
続いて4投目・・・

私のポット回しは関係なく、珈琲豆の良さが
湯の道をきっちりさせている、そんな印象を受けます。
風格が違います。

きっちり泡を残すことが出来ました。
さて、飲んでみます・・・
良質な苦味がまず最初に襲ってきて
後味がとてもまろやかでいて、奥深く味わいが折り重なった濃く。
そこに加えて焙煎したばかりの飲欲をそそる香ばしさ。
たまりません!
ベースキャンプさんではないのですが
お世話になっている焙煎士さんがよく話してくれることがあって
「色んな点て方があるけど、本当に上手く焙煎することが出来れば
どんな点て方でも美味しいんだよ」と。
ベースキャンプさんの珈琲を飲んでいたら、その話を思い出しました。
正解がない世界というのは無限です。
ただコツコツと飲んでいって自分なりの答えを探したいと思います。
次はこのバリ アラビカをフレンチプレスで点てて、奥深い濃くの正体と
ペーパードリップとどう違ってくるのか、飲んでみます。
では、今日はこのへんで。
コメント