バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

ケニア キアニャガ AAをコットンフィルターで点てて飲んでみました。

コットンフィルター

ケニヤで生産される珈琲豆はまだ日本では

馴染みがあまりない様に思いますが

オークションロットだと聞いて

どんな味わいを出すのか

試しに100g購入してみました。

「ケニヤ キアニャガ AA」

キアニャガとは現地ではケニヤ山のことを指し

「神の山」を意味しています。

AAは等級です。大粒豆の高品質な豆にAAが付けられます。

その下がABと続き、現地では最高品質を意味しますが

それが自分にとって美味しいかは別物だから面白いところです。

今回がファーストコンタクトなので

シンプル イズ ベストでペーパードリップにしようかと思いましたが

こちらを使って点ててみます。

ネルフィルターの繊維が編み込まれているペーパーフィルタータイプの

その名も「コットン パワー コーヒー フィルター」です。

ネル程にはまろやかさは出ないんじゃないかと思いますが楽しみです。

この白いフィルターを目にすると、私はリンスと呼んでいますが

まず湯をかけたくなります。↓

こうすることでフィルターが持っている匂いが

珈琲液に入らない様な気がしています。

敏感な方は漂白されたフィルターの匂いを感じますからね。

ではリンスが済んだところで中細挽きにした15gの豆をセット。

ミディアムの浅煎りの色合いと白のコットンフィルターの色合いの

コントラストが綺麗でたまりません。ここに湯を落とすのはためらわれますが

珈琲液も飲みたいので、蒸らしから・・・

焙煎後2週間程経っています。それ程にはぶくぶくしないので

私にとっては、ちょうどいい飲み頃かもしれません。

しっかり蒸らして20秒後・・・2投目・・・

この時点でほんのりオレンジの様な香りが漂ってきましたよ。

このおかげで、この後の撮影を忘れてしまいました。

カップ1杯分、湯量150CC、温度約85℃できっちり落としてやりました。

泡残りも上々でした。さて、飲んでみます・・・

口内に突き刺さることのない、まろやかで濃くがあって

その濃くの中で1番目立つ苦味の奥からやってきました!

さっき漂っていたオレンジの様な風味。

これはゲイシャ種の様な面白さがありますね。

まろやかさはコットンフィルターで出せたのかもしれません。

まだ豆は残っているので違うフィルターでも点ててみたいと思います。

では、今日はこのへんで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました