バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

ポリエステルフィルターでエルサルバドル シェキーナを点てて飲んでみました。

ポリエステルフィルター

GESHARY COFFEEで購入したドリップセットを

飲んでみようかとも思ったのですが

賞味期限が先に来る「エルサルバドル シェキーナ」を

これまた先日発見した持ち運び便利系フィルター第2弾!

ポリエステルで作られたフィルターで点てて飲んでみようと思います。

持ち運び便利系第1弾のフィルターよりも更に軽く、まさにペラペラ状態。

ペラペラ感がおわかりいただけますでしょうか。

上手く点てられるか心配になってきました・・・

ドリッパーを使うか使わないか迷いましたが

最初の一回目ですので、ここは念の為、3つ穴ドリッパーに

このフィルターをセットして点ててみます。

ではエルサルバトル シェキーナを中細挽きにしてフィルターに豆をセット。

豆量はそんなに重くない15gなのですが

このフィルターのくねり様、素材が素材だけに

ペーパーフィルターの様にドリッパーに形に沿ってなんて

無理でしょうが、それにしても心配になってきました。

300mlサーバーをドリッパーの下に置き、さあドリップとまいりますか!

湯量は150CC、湯温度はまずは平均的な味わいにする為に約85℃。

蒸らしから。

湯を落とした途端にまたフィルターがくねり始めました・・・

こういうものなのだろうと疑心暗鬼になりながらも、蒸らしは綺麗です。

今回は約20秒待つと膨らみが収まりましたので、続いて2投目・・・

フィルターの形はそのままに、綺麗な湯の道が出来上がりました。

フィルターの方へ湯が流れ着いてはおりません。

3投目・・・

2投目で作り上げた湯の道を維持することが出来ました。

ペーパーより湯の落ちが遅い気がします。

その分、豆全体に湯が染み渡って蒸らし効果が高く出ます。

今回は泡を珈琲液に落とさない為に湯を30CC追加して、4投目・・・

泡を落とさずに済みました。

サーバーからドリッパーを外した後も泡が残っています。成功です。

さて、飲んでみます・・・

最初の心配は何処へやら。

強くアロマが立っています。それはもう点てている時から出ていましたが

ドリッパーを外して珈琲液が溜まったサーバーの蓋が開いたと同時に

湧き上るアロマが強いです。チョコレートの様な香りが飲み欲をそそります。

これはステンレスフィルターに匹敵するアロマの強さです!

それでいてフレンチプレスとは違い、スッキリとした味わい。

ペラペラ感なんて、心配することではなかった様です。

ポリエステルなので手入れも楽です。洗剤もそんなにいらないかもしれません。

余程の油分が付かない限りは、お湯洗いだけでOKの様な気がします。

洗剤で洗うと、洗剤の匂いが付いて、美味しい珈琲を点てるには

かえって良くないかもしれません。色々と考えさてくれる楽しいフィルターに

また出会うことが出来ました。他の豆でも試してみたいと思いますが

このフィルターを使って色々と試す時間を作らなければなりませんね。

ちなみに「シェキーナ」とは「神の栄光」という意味のようです。

また仕事を片付けてきます。

では今日は、このへんで。

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