インドネシア共和国といえば、先月ペーパードリップとフレンチプレスで点てた
スマトラ島のマンデリン族が初めて珈琲液にして飲んだと言われている
「スマトラ マンデリン」や
スラウェシ島のトラジャ地区で栽培されている
こちらも先月でペーパードリップで点てた
「スラウェシ トラジャ」が有名ですが
同じくインドネシア共和国のバリ島でも
生産量はマンデリンやトラジャと比べて、かなり少ないですが
アラビカ種を栽培しています。
生産量が少ないので希少価値が高い珈琲豆ですね。
今回入手した「バリ アラビカ」は精製に水洗式が採用されているので
ペーパードリップでなくともスッキリとした味わいが予想されます。
入手出来た豆の量が少ないので早速、ステンレスフィルターで点てて
奥にある味わいも出せたら御の字です。
量は15gで、苦味、酸味、コク、キレ等を
平均的に出す為、中細挽き。
ステンレスフィルターにセットします。

ステンレスフィルターと豆の色合いのコントラストが
絶妙だと感じています。湯量は150CC、湯温度は高めの約95℃。
では蒸らしから・・・

焙煎後約1週間ですので、まだまだブクブクしてますね。
約20秒待って、しっかり蒸らします。
もうこの時点でビターチョコレートの様なアロマが立ち上ってきます。
2投目・・・

綺麗に湯の道を作ることが出来ました。これを崩すことなく
なぞる様に3投目・・・

3投目にて全体に湯が染み渡ったことがわかります。
湯の道も崩すことなく泡を上へ育てることが出来ました。
さて、飲んでみます・・・
やはりクセが無くて飲みやすく、スッキリとした味わいです
それでいてアロマでも立ち上っていた
ビターチョコレートの様な甘味とコクが
深く舌に入ってゆく感覚。
嗅覚と味覚を同時に刺激してくる楽しさ。
ステンレスフィルターで点てて良かったと感じています。
またこの豆を入手出来たら、他の点て方でも試してみたいと思いますが
今回はこれっきりなので、飲みきらず残った珈琲液を
氷を入れて伸ばしてアイスコーヒーにして試しに飲んでみました。

冷えるまで待って飲んでみると、コクは落ちましたが
風味はあまり変わらずビターチョコレートの様な甘味は残っていて
アイスコーヒーにしても相性は良い方ではないでしょうか。
では、今日はこのへんで。
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