珈琲豆の王様とも呼ばれる「ブルーマウンテンNo.1」
実はこっそり15gだけ1ヶ月間、点てずに保存しておきました。
ちなみに冷凍保存です。冷凍保存についても賛否両論ありますね。
約1ヶ月経つと、こうも私にとって美味しい変化が起こるとなると
早く飲みきってしまうのは勿体なく、如何に上手に保存出来るかが
ポイントになってきました。3ヶ月程の長期保存となれば
冷凍保存が最適なのでしょうが、1ヶ月程度においての保存で
最適な方法が他にないかも含めて探ってみたいと思います。
今回は約1ヶ月間、冷凍保存しておいた珈琲豆の王様ことブルーマウンテンNo.1を
フレンチプレスでどんな味わいになるか、試しに点ててみます。

1番濃厚な味わいにするべく出来る限り細く挽きました。
これを湯煎したフレンチプレスにセットして
湯温度は低めの約80℃で湯量200CCを豆にかけます。

1ヶ月経っているのに、この泡立ち!
冷凍保存は最適ではないかもしれませんが、良好の様です。
これで蓋をして4分待ってから、カップに注いでみました。

オイルで少し濁っているのが、おわかりいただけるでしょうか。
さて、飲んでみます・・・
オイルが出ていてザラザラな食感、これだけでフレンチプレスで
点てた意味はあるとは思うのですが、フレンチプレスが通用していないとも言える
ブルーマウンテンNo.1の圧倒的な強さを感じます。
ペーパーで点ててもフレンチプレスで点てても
ブルーマウンテンNo.1とは、こういう豆ですと言われている様な気がしてきます。
THE珈琲という様な香ばしさはしっかりと
そして舌に突き刺さることはない良質な苦味と
キレの鋭さ、飲みやすさを、どんな点て方でも提供してくれる存在感。
一部では、逆に華々しくなくてクセも無くて好まれていないという話を
耳にしたことがあります。
確かに、スペシャルティと呼ばれている豆の様な
今流行りの華々しいフルーティな酸味は殆どありません。
ブルーマウンテンNo.1は若い売れっ子スターではなく、いぶし銀。
長年に渡って、圧倒的な安定感を見せつけてきた実力が
珈琲豆の王様とも呼ばれる所以でしょうか。
現地ではサビ病も治ってきたと聞いています。
品質はそのままに、もう少し安くなってくれると
色々試せてありがたいものです。
では、今日はこのへんで。
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