バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

モカ シダモをペーパードリップで点てて飲んでみました。

珈琲豆

こちらも一昨日と昨日点てたルワンダ レッドブルボン200gと同日焙煎の豆なので

まだ若々しい味わいが予想されますが、このブログを書き始めてから

モカ マタリを購入して点てて以来、モカ系は点てていなかったことに気づき

今回はモカ シダモをペーパードリップで点ててみます。

焙煎は私が名人だと思っている中の一人で、浅煎りにしてもらったので

暫く時間を置いてから後に出てくるであろうモカフレーバーも楽しみですが

今でしか楽しめない若々しい味わいを、まずは飲んでみて

後に、その差を観たいと思います。

私の名、うまカッファの由来や、モカ マタリで点てた際にも

申し上げたように記憶しておりますが

モカ マタリはイエメン産、モカ シダモはエチオピア産です。

その昔、モカ港から輸出される豆は全て「モカ」の名が付けられたそうです。

巷ではモカ シダモは欠点豆が割と多く含まれていると言われていますが

私が名人と仰ぐ方が欠点豆を取り除いているので

安心して、このモカ シダモを使って色々試せます。

豆量15g、苦味も酸味もコクもキレも平均的な味わいにするよう

中細挽きで、湯温度も高くなく低くもなく約85℃。

蒸らしてみます・・・

この豆も綺麗に蒸らし上がります。浅煎り豆の蒸らしは

深煎り豆よりも色合いが豊富で、観ていて楽しいです。

今回は2投目以降の湯の道をしっかりさせる為に

より時間を置いて蒸らしました。その時間、40秒。

続いて、2投目・・・

よく蒸らし上げたことで、泡の流れがペーパーフィルターに行くことなく

上へ向かせることが出来ました。2投目で築き上げたこの湯の道をなぞるように

3投目・・・

湯の道を増やすことなく、なぞることが出来ました。

更に泡を出して、その泡を上へ向かせます。

4投目・・・

これで湯の道、泡の道は中央部分に固めることが出来ました。

それでいて湯が豆全体に染み渡っています、良好です。

5投目・・・

4投目と遜色ない泡立ち。若々しいだけに荒々しいです。

珈琲液が落ちきった後も、暫く消えない泡を

上手く出涸らしに残すことが出来ました。

どんな味わいになるか楽しみです。

さて、飲んでみます・・・

やはり若いですね。モカフレーバーは若干感じる程度で

時間を置けば、まだまだナッツの様な香ばしさは強くなると思います。

嫌味のない苦味の中に少量のナッツの様な香ばしさこと「モカフレーバー」

今は苦味が強く、酸味は殆ど感じませんので

苦味がお好きな方にはオススメの豆の期間です。

ただ、これも生活習慣によっては違ってきて

酸っぱい食べ物を、人生において一切食べてこなかった人は

たとえイタリアンローストでもフレンチローストでも

極深煎り豆でも酸味を感じることもあるそうです。

この豆も2週間〜3週間と経ったらモカフレーバーが強く出てきそうですが

それ以外にも、どんな変化を起こすか楽しみにして

今日はこのへんで。

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