バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

ダイヤモンドマウンテンをステンレスフィルターで点てて飲んでみました。

ステンレスフィルター

ダイヤモンドマウンテンの焙煎後約1ヶ月が経ちました。

そろそろ焙煎によって生まれたガスも自然に抜けている頃でしょう。

ペーパードリップで湯を落とした時にブクブクと泡が多量に上へ登るのは

勿論、新鮮な証拠には違いないのですが

ガスが沢山含まれている証拠であって、これをきちんと抜いて

いわゆる巷で雑味と呼ばれている味わいを

珈琲液に落とさないことが肝要です。ただ、どうしてもガスは残っています。

最適な保存方法で豆を置き、それ以外には何もせずに

時間を置くことで自然と、このガスが豆から抜けていきます。

焙煎直後と比べると角が取れ、今までガスによって隠れていた

豆が持つ本来の味わいが出てきます。

豆によって、保存方法によって(高温多湿はもってのほかです)

焙煎具合によっても変わってきますが

大抵2週間から~3週間後です。

ただ、このダイヤモンドマウンテンに限っては

約3週間後にフレンチプレスで点てても

購入直後にフレンチプレスで点てた際の味わいと

殆ど変わらなかったのです。

となれば、試しにもう少し時間を置いて

今度はフレンチプレス、ゴールドフィルター以上に

アロマが出るであろう、こちら

ステンレスフィルターで点ててみようと思います。

このステンレスフィルターはゴールドフィルターと同様に

ペーパー不要のエコ仕様。加えてゴールドフィルターは

台形の作が多いのですが、こちらは円錐形です。

豆粉全体に湯が浸透しやすく、ペーパーのようにオイルやアロマを

吸い取らないので、メッシュが粗く豆の持つ全ての味わいが

ダイレクトに出るステンレスフィルターは

特にアロマを引き出したい時にオススメです。

さて、点ててみます。まずは豆をセット・・・

今回は豆量20g、これでダイヤモンドマウンテン飲み切ります。

アロマ出しに偏らないよう中細挽き。

湯量はカップ1杯分の150CC、湯温度は苦味も出す試みで高めの約90℃

では、蒸らしから・・・

やはりガスが抜けてきました。蒸らしの段階では

それ程ブクブクしなくなりました。

2投目・・・

2投目ともなると泡立ちします。きちんと残りガスを抜いてやります。

かつ更に泡を上へ育ててやります。

3投目・・・

上へ膨らんでいるのが、おわかりいただけますでしょうか。

泡を横へ逃さず、上手く上へ導くことが出来ました。

さてと、飲んでみます・・・

これぞステンレスフィルターの醍醐味!!

深煎りなのでTHE苦味が最初に襲ってきますが

その直後、そうこれは、まるでジャスミンティーのような味わい。

フレンチプレスやゴールドフィルターのように

オイルは殆ど出ていないのに、このアロマの強さったらないですね。

試しに冷ましてからも飲んでみたのですが

苦味が柔らかになり、その中に弱まることなく

はっきりとしたジャスミンティーの味わい。

これは面白いです、深煎り豆でここまでのアロマが出てくるとは

あまり無いことのように思います。

もっと早く、押入れからステンレスフィルターを

引っ張り出して点ててみれば良かったです。

もしかしたら焙煎直後でもステンレスフィルターであれば

この味わいを少しは引き出せたかもしれません。

エスメラルダ農園産のダイアモンドマウンテンと

ステンレスフィルターの組み合わせだけが成せる技なのか

他の豆でも、どんなアロマが出るか、またひとつ楽しみが増えました。

では、今日はこのへんで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました