豆との出会いは一期一会。
たとえ同じ名前の豆でも毎回出来が違います。
農作物ですから当然なのですが、そしてそれに加えて
焙煎という作業が入ることで、また更に出来が違ってきます。
気になった豆は出来る限り購入するようにしています。
勿論、懐は年中寒いので、お小遣いの範疇ですけどね。
なにはともわれ気になった豆がまたひとつ。
「スマトラ マンデリン」です。
インドネシア共和国のスマトラ島に住民、マンデリン族が
初めて飲んだと言われていて、この名が付いたそうです。
こちらの豆には炭火焙煎が施されていて
カカオのような苦味と
後に気持ち良く残る濃厚なコクが期待出来ます。
知人が持参していた、この「スマトラ マンデリン」を
気になる顔をしながら、じっと見つめていたら
少し譲ってくれました。ここでお礼申し上げます。
初コンタクトなので、まずはペーパードリップで
点ててみます。豆量は20g、この豆の持つ全ての味わいを
平均的に出す為に中細挽き。湯量はカップ1杯分150cc
苦味とコクが特徴とのことなので、より引き出す為に
湯温度は高めの約90℃。
では、点ててみます・・・

綺麗に蒸し上がりました。
焙煎後約2週間程経っていると聞いていましたが
まだまだ新鮮で泡が速いスピードで立ちます。
約15秒待って、2投目・・・

勢いよくペーパーまで流れつきました。湯も泡も元気です。
しっかりガスを抜いてやります。泡が少し静まってきたので
3投目・・・

2投目と同様に泡が立ちます。カップ1杯分まだ落ちきってないので
2投目と同じく静まるのを待ってから
4投目、カップ1杯分に足りるまであと少しなので
少量の湯を落とします。

まだブクブクしています。
今回も上手く泡を残してドリップが出来たのではないかと
自分では、そう思っています。

さて、飲んでみます・・・
期待通り、カカオのような苦味が襲ってきて
それが濃厚なコクとなって、しばらく口内に残ります。
それでいてペーパーで点てた為かヘビーではなく
スッキリとしています。
普段あまり酸っぱいものは食べない私が
酸味を感じません。どんな酸味でも苦手という方には
オススメできます。
まだ豆が10g程残っているので
今度はフレンチプレスで点ててみたいと思います。
では今日は、このへんで。
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