私のことを珈琲好きだと知ってくれている知人が
私に25g程、珈琲豆を分けてくれました。
その豆の名は「ルワンダ コアカカ カランビ」
ルワンダは中部アフリカの国。
コアカカとはルワンダ語で「コーヒー農業共同組合(農協)」との事。
カランビは珈琲豆の精選所の名称の事。
こちらもCOE入賞歴のある農園群です。
またもや楽しみが増えて嬉しいのですが
この25g、どのようにして使うか迷っています。
ほぼ2杯分の量、2回しか点てられないとなると
どの点て方で点てるのが、この豆を1番楽しめるのか。
ペーパードリップ、フレンチプレス、エアロプレス、ゴールドフィルター等々
はたまたアイスコーヒーにしようか、挽き方は、湯量は、どうしたものか・・・
考え出したらキリがなくなってきました。
ここは幅広く浸透していて、世間様にて1番馴染みがあるであろう点て方
ペーパードリップにします。
トルココーヒーから始まり、これがフランスに広まると
どうしてもトルココーヒーの豆粉のざらざら感が嫌だという人々の為に
フランス料理のコンソメスープのように濾してから飲んだらどうかと
ここでネルフィルターが生まれました。
その後、これがドイツにまで広がると
毎日、珈琲好きな旦那の為にネルフィルターで珈琲を点てていた
メリタ夫人が、ネルは手入れが面倒だからと思いついたのが
ペーパーフィルターでした。
メリタ夫人の旦那さんへの愛がなければ
ペーパーフィルターは生まれてなかったかもしれません。
そんなペーパーフィルターの歴史に思いを馳せ
ペーパーフィルターで点ててみたいと思います。
豆量は15gで中細挽き、湯量はカップ1杯分150cc
湯温度はこの豆の特徴を引き出す為に少し低めの約80℃。
上手く泡も珈琲液に落とさずドリップし終えました。
さて、飲んでみます・・・
15gで中細挽きなので、もっと濃く出るかと思いきや
スッキリとした酸味、なんと言っても印象的だったのが
黒糖のような後味が襲ってきます!
私にとっては、また新たな珈琲の味わいとの出会いです。
この豆を譲ってくれた知人に感謝しつつも
もっと欲しいというのは野暮かと思うので
自分で探して購入します。
では、今日はこのへんで。
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