イルマス・ペレイラ農園産の豆に夢中になりすぎました。
そろそろエチオピア グジを飲みきらないと勿体無いことに
なるでしょう。
このエチオピア グジの焙煎士が決めた
賞味期限はまだ先なのですが、劣化臭が出る前に
早いうちに飲むに越したことはないと思うので
今回はエチオピア グジの浅煎り豆では点てたことのない点て方・・・
ネルドリップで点ててみることにしました。

カップ1杯分、1人前用のネルドリップです。
ペーパーほど油分を吸いすぎす
程よい味わいを残してくれるネル。
その分、手入れに他のドリッパーより手間がかかります。

まずは鍋に水を入れて火にかけて煮沸します。
ネルが乾いた状態で珈琲を点てると
布の匂いが珈琲液に付きます。
煮沸してよく洗ってからの方がオススメです。
今回はネルで1杯分を点てるので
豆量は少なめの15gで、中細挽き。
湯量は150cc、湯温度は約85℃
では点ててみます・・・

まだまだ泡立ちがよく、状態は良好です。
さて、飲んでみます・・・
流石はエチオピア グジ
そしてこの豆を浅煎りにした焙煎士もまた名人です。
ネルの良さが出ています。
ペーパーよりスッキリしすぎず
良質な苦味が残り珈琲らしさが出ています。
グジの浅煎りの特徴のオレンジや桃のような
フルーティな風味も強く出ています。
ペーパーよりはスッキリしすぎず
フレンチプレスよりは油分は出ない。
ちょうどこの中間のような味わい。
フレンチプレスの油分は苦手だという方には
ネルドリップがグジを味わうには良いかもしれません。
まだグジが少量残っているので、次も違う点て方で
飲んでみたいと思います。
さてと、ネルはこの後も手間がかかります。
豆の出がらしを取って、よく洗い
布の繊維の間に入り込んだ珈琲豆や液を出す為に
再度、煮沸します。念入りに煮沸し終えたら
水で洗って、私はタッパーに水を張って
そこへネルと氷を少量入れて
冷蔵庫で保管しています。
この手間も最近は楽しいものです。
この間あえて飲み切らず、カップにひとくち分だけ
グジの珈琲液を残しておきました。
冷めてもグジは好きですね。
新たな味わいとの出会いをくれます。
では、今日はこのへんで。
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