バリスタを始めてそろそろ20年、コーヒーの楽しみ方は様々なれど、真の嗜好品の域を目指したいものです。

モカマタリを点滴式で水出しにしてみました。

点滴式

先日、浸漬式で水出しを作っていた際に思いついたのが

今度は点滴式で水出しにしてみようと。

そんな中、約1ヶ月ぶりくらいにモカマタリの中深煎りを

100gほど購入することができたので

モカマタリで点滴式水出しを作ってみようかと思います。

ただ、点滴式用器具を持っていないので探したところ

まずはお手頃で良さそうな商品があったので

そちらも購入しました。

点滴式用器具には大抵、水を豆に落とすスピードを

手動で調整するレバーが付いているのですが

こちらは器具の方で一定にスピードに調整してくれます。

約1時間くらいで600cc落としてくれるという優れモノ。

半日くらいかけて落とす水出しが多い中

約1時間でというのだから、結果が楽しみです。

豆を50gほどセットして、豆の上に丸型の濾紙を置きます。

濾紙の上から水をかけて、豆を湿らせたら

さらにその上に水筒ロートをセットして

600ccほど水を入れます。

今回は南アルプスの天然水を入れました。

そうすると早速、水が豆に落ちだして

珈琲液が溜まりだしました。さて、1時間後どうなるでしょう・・・

1時間後、しっかり600ccの水は落ち切り

しかも豆全体に水が染み渡り珈琲液が落ちています。

さて、飲んでみます・・・

深煎りのモカマタリを水出しにしたら

こういう味になるだろうと想像していた

味わいそのものになりました。

ただ、それは点滴式で長時間(7~8時間ほど)かけて

落とす方法で作った場合で

約1時間で、この味が作れるとは

この器具は本当に優れものではないでしょうか。

しっかりと深煎りのモカマタリが持つ

ナッツの様な香りも有り、水出しのクセの無い

スッキリとした飲みやすい味に仕上がっています。

珈琲液が溜まったサーバーをそのまま冷蔵庫に入れて

冷やせるタイプなので、その点も便利です。

暑い日が続く中、しばらく楽しい珈琲時間が過ごせそうです。

では、今日はこのへんで。

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